サクッとモチモチ「おかゆドーナツ」【おうち時間に作りたい玄米レシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

今回は、玄米おかゆを使ったもっちりドーナツのレシピをご紹介します。

サクッとモチモチ「おかゆドーナツ」


新型コロナウィルスの影響で、ホットケーキミックスが手に入りにくい状況が続いています。少ない材料でいろいろな形に変えることのできる強い味方ですものね。

制限のある生活の中では、小さな楽しみを重ねることで気持ちが楽になります。手作りのおやつは、身近な粉やごはんがおなじみのおやつに変化してゆく様がなんともホッコリとします。作った後に出来立てをパクっといただけるのも良いところ。

今回は、ホットケーキミックスがおうちにある方、手に入らない方、どちらでも作ることができるレシピをご紹介しますので、状況に応じてぜひ作ってみてください。

おかゆを入れることで、ドーナツの表面はカリッ、中はモッチリと仕上がりますよ!

「おかゆドーナツ」の作り方

<材料(2〜3人分)>
・玄米がゆ:50g
・ホットケーキミックス又はミックス粉:100g
・卵:1個
・きび砂糖:適量 ※無ければ普通のお砂糖でOK
・揚げ油:フライパンに1〜2cm

【ホットケーキミックスがない場合のミックス粉(作りやすい分量)】
・薄力粉:120g
・ベーキングパウダー:小さじ2
・砂糖:大さじ2

1.玄米ごはん大さじ1に水大さじ3を加えてラップをし、600Wで1分レンジ加熱する。胡麻すり鉢などでつぶして即席玄米がゆを作る。


2.離乳食などで残ったおかゆがある方は、そちらをそのまま使ってここからスタート。材料はこれだけです。


3.卵を割りほぐす。


4.ホットケーキミックス又はミックス粉に、溶き卵、おかゆを入れて粉と合わせる。


こんな感じです。
5.バットにキッチンペーパーをしき、小さめのスプーンを2つ準備する。


6.フライパンにサラダ油を1〜2cm入れて熱し、小さな気泡が出てきたら4をスプーンですくって落とす(火加減は中温)。


7.レシピの分量で24cmのフライパンがいっぱいになります。

ゴロゴロとした無骨さもホームメイド感があってかわいいところ。
8.途中裏返しながら3分ほど表面がカリッとするまで揚げる。


9.バットに取り出し、きび砂糖をふりかける(今回使用したのは大さじ1/2程度)。


10.ワックスペーパーを軽く丸めてから広げて皿にのせ、ドーナツを盛りつける。



盛り付けは紙皿などにワックスペーパーで十分です。ワックスペーパーがない場合には、ペーパーナプキンでも良いと思います。

また、おかゆやミックス粉は作りやすい量を作って容器に入れておくとすぐに使えて便利です。


おかゆは冷凍もできますので、日持ちさせたい場合には冷凍保存用の袋に薄く広げて冷凍しましょう。


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【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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