レンジでかんたん!「発芽玄米の手作り大福」【ごはんソムリエの玄米レシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

ヘルシーな「発芽玄米」で作る大福


去年の12月に発売された“発芽玄米を使った大福”が、健康志向を象徴するコンビニスイーツとして話題を集めています。

発芽玄米には食物繊維やビタミン、ミネラルの他、GABAが含まれていて、このGABAにはイライラや不安を改善する効果もあるため、制限の多いコロナ禍に取り入れていただきたい食材でもあります。

そこで、今回はこの発芽玄米を使い、電子レンジで簡単! おいしく作れる「発芽玄米大福」をご紹介したいと思います。包む作業も楽しいので、春休み中のおやつにもピッタリです。

今の季節は「いちご大福」もいいですよね。ベースのお餅にはあえて砂糖を入れず、コンビニスイーツよりも、甘さ控えめでモチモチした味わいにしています。発芽玄米のプチプチとした食感と塩気のある優しいこしあんのコラボをぜひお楽しみください。

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「発芽玄米大福」の作り方


<材料(2人分)>
・発芽玄米ごはん:50g
・白玉粉:50g
・水:50cc
・こしあん:70g
・塩:1つまみ
・いちご:2個
・コーンスターチ:適量
※無い場合には片栗粉でも代用できますが、粉っぽさが出てしまうため、使う場合はごく少量にしましょう。

1.ボウルに白玉粉と水を入れ、水分がなくなるまで混ぜる。発芽玄米も加えて混ぜ合わせ、ラップをする。


2.600Wの電子レンジで2分加熱した後ラップを外し、水をつけたヘラでこねるように1分程かき混ぜる。


3.温かいうちに4等分にし、水をつけた手で丸めた後、平たくする。


4.塩を混ぜ合わせたこしあんを4等分にし、3にのせて端を集めながらつまんでとめる。



5.コーンスターチをひいたバットに並べ、上からもうっすらコーンスターチをふる。
※茶こしを使うとキレイにかけられます。

6.2つはハサミで切れ込みを入れ、いちごを入れて盛り付ける。



ラップに包んでおけば、翌日までおいしくいただけますよ。


レンジで簡単に作れる「発芽玄米大福」、いかがでしたか? 春らしい見た目のいちご大福はお祝いごとにもぜひ♪


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【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、子育てをしながらフリーライターとして活動。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
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    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
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    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。