美肌をつくる「玄米ビビンバ」をホットプレートで簡単に【玄米を楽しむレシピ】

料理研究家の秋元です。この連載では、玄米をおいしく食べるためのレシピ、そして“知っておくと役に立つ玄米のお話”をお伝えしていきます。

簡単楽ちん!ホットプレートでつくる玄米ビビンバ

毎日これだけ暑いと、キッチンに立つ時間はなるべく減らしたい!食事は冷たい麺類でサッとすませた〜い!という気持ちになりますよね。しかし、強い紫外線を浴びたり、冷房の中に長時間いる今の季節、お肌は悲鳴をあげています。

今日はそんなお肌に必要な栄養素をたっぷり含みながら、電子レンジとホットプレートだけで簡単にできる「玄米ビビンバ」をご紹介したいと思います。


玄米にはお肌にいいビタミンEがたっぷり

玄米には、老化のもとになる過酸化脂質の生成を防ぎ、ハリとツヤのある美しい肌を目指す女性の強い味方になってくれる“ビタミンE”が含まれています。

そこに、皮膚や粘膜を健康に保つために必要な“ビタミンA”を含む「ほうれん草」「にんじん」、“ビタミンC”含有量では野菜No.1の「赤パプリカ」、良質なたんぱく質を含む「鶏肉」「卵」……これでもか!とお肌に良い食材をたっぷり乗せます。

ごま油をひいたホットプレートで玄米ごはんを焼くと、表面はカリッと仕上がり、ごま油の風味も加わるので、玄米が苦手な方でも美味しく召し上がっていただけますよ。

「玄米ビビンバ」の作り方

<材料(作りやすい分量)>
・玄米ごはん(炊いたもの):400g(お茶碗山盛り2杯)
・鶏こま切れ肉(親子丼用など):200g
・ほうれん草:1束(200g)
・赤パプリカ:1個(100g)
・にんじん:1/2本(100g)
・卵黄:1個分

A
・醤油、砂糖:各大さじ1
・ごま油、みりん:各小さじ1
・コチュジャン:小さじ1/2

B
・ごま油:大さじ1
・塩、おろしにんにく:各小さじ1/2
・こしょう:少々

・ごま油:適量

1.鶏肉はAの下味をもみ込み、焼く直前まで漬けておく。卵は卵黄と卵白に分けておく。(全卵のままでも構いません)


2.にんじん、パプリカは細切りにする。


3.耐熱ボウルに洗ったほうれん草、2のにんじんを入れ、ラップをして600Wの電子レンジで4分程加熱する。


4.にんじんは別のボウルに移し、ほうれん草は水にさらした後水気を絞り5cmの長さに切り、それぞれBを半量ずつ加えて和える。


5.ホットプレートを熱し、ごま油を適量ひきパプリカを炒め、塩少々をふって取り出す。そのまま1の鶏肉の汁気をきって炒め、取り出す。

6.ごま油適量を足し、玄米ごはんをホットプレート全体に広げ、上に具材を並べて卵黄を落とす。


最後は卵黄を崩し、残った鶏肉のつけ汁も回しかけ、豪快にかき混ぜて焼き付けながら召し上がってください!
辛いものがお好きな方は、是非コチュジャンや糸唐辛子を添えてくださいね。



■新米もいよいよ登場、安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】ごはんソムリエの玄米レシピ
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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