手軽に炊ける玄米!炊飯器の白米モードで炊ける「無洗米玄米」とは?【おすすめレシピも】

栄養価が高く、体にいいと人気の「玄米」。おうちごはんが増えたことで食材にこだわりたいと、取り入れ始めた方も多いのではないでしょうか。

でも、白米と違って浸水時間が面倒だったり、炊き方に工夫が必要だったりと、続けるのはちょっと大変だと思っていませんか?

そこでおすすめなのが「無洗米玄米」。

“無洗米”ってどういうこと? 普通の玄米と何が違うのでしょうか。今回は無洗米玄米についてQ&A形式でご紹介していきます!


Q.普通の玄米と何が違うの?

A.浸水時間なし、炊飯器の「白米モード」で炊けます!

▲「スマート米2021 丹波篠山コシヒカリ」 白米のほか、無洗米玄米が選べる

「無洗米玄米」なら、白米と同じように浸水時間もなく、炊飯器の白米モードでおいしく炊けます

無洗米玄米は、白米の“無洗米”と同じように加工した玄米のこと。玄米の一番外側の硬い部分に加工を施すことで、吸水が早くなり、普通の白米モードでふっくらと炊けます

圧力鍋や土鍋などがなくても簡単に炊くことができるので、玄米初心者さんにもおすすめです。


Q.栄養価が心配……。
A.普通の玄米とほとんど変わりません。

栄養価が普通の玄米とほとんど変わらない点も無洗米玄米の特長です。玄米同様、食物繊維やビタミン・ミネラルなどがたっぷり含まれています。


そもそも玄米は、稲からもみがらだけを取り除いた状態のお米のこと。栄養が凝縮している“ぬか層”や“胚芽”が精米されずに残っているため、白米よりも栄養価が高くなります。

「無洗米玄米」の加工過程では、吸水しやくするために“ぬか層”に細かな傷をつけているだけなので、栄養がある部分は残ります。

栄養もあって手軽に炊ける、いいとこどりな玄米なのです。


Q.「無洗米玄米」のおすすめレシピは?
A.白米と同じように使ってみてください。

浸水や水加減などの煩わしさを解消してくれる「無洗米玄米」なら、普通の玄米に比べて調理時間も大幅に短縮できます。ぜひ、白米と同じ感覚で毎日の食卓に取り入れてみてください。

ここではいくつかおすすめレシピをご紹介します。

●炊飯器で作る「炊き込みご飯」

無洗米なので、具材の下準備をすればあとは炊飯器のスイッチをオン! で完成。無洗米玄米の良さを生かした、簡単玄米レシピです。


▼レシピはこちらから
無洗米玄米だから炊飯器で簡単!鶏肉の炊き込みご飯【玄米を楽しむレシピ】


●玄米の食感とぴったりな「丼もの」

しっかりとした食感で食べ応えのある玄米は、汁気のある丼ものとの相性が抜群! コクのある麻婆茄子が玄米の独特の風味も包み込んでくれるので、玄米が苦手な人にもおすすめ。


▼レシピはこちらから
玄米ごはんにぴったり!トロッと秋なすの麻婆茄子丼【玄米を楽しむレシピ】


●栄養満点な「玄米おはぎ」は子どものおやつに

おはぎも、栄養豊富な玄米で作れば健康的なおやつになります。もち米と一緒に炊飯器で炊けるのもラクでいいですね。


▼レシピはこちらから
子どもと作ろう「玄米おはぎ」【ごはんソムリエの玄米レシピ】


Q.だれが作ってるの?
A.全国のこだわりの農家さんが作っています。

▲2020年度産米 生産農家の大平さん
「無洗米玄米」のお米は、全国各地の米どころで農家さんが丹精込めて作っているもの。コシヒカリをはじめ、その地域ならではのブランド米など品種も豊富に取りそろえています。

また、お米を丸ごと食べるからこそ、その安全性が気になる玄米。無洗米玄米はスマ―ト農業技術で農薬を抑えて作られている「スマート米」なので、安心して食べられます。

2020年度産米は、玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米、農林水産省ガイドライン「節減対象農薬50%以下」のお米、そして「特別栽培米」がラインアップ。

簡単に炊けて、栄養豊富、さらに安全性にも配慮したスマート米の「無洗米玄米」を、ぜひ一度試してみてくださいね。

■無洗米玄米を買うなら!安心・おいしい「スマート米」

全国各地のこだわりの農家さんと、スマート農業でお米づくりをしている「スマート米」は、先進のIT技術を利用し、農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米です。特別栽培米や残留農薬不検出のお米も。各地のおいしい銘柄をラインナップしています。白米と同じように手軽に炊ける無洗米玄米もあります。お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

【コラム】今日から始める玄米生活
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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